- ミームコインって最近よく聞くけど、いったい何？
- ミームコインで億り人になれるチャンスはまだあるの？
2025年に入り、再び“億り人”を夢見る人々が注目し始めています。
SNSで話題の「ミームコイン」、聞いたことはあるけれど実際はよくわからない…。
この記事では、最新のミームコイントレンドから注目銘柄、買い方、そして本当に価値があるのかまで、わかりやすく解説します。
SNSでバズった画像やキャラクターが仮想通貨になり、時には爆発的な価格上昇を見せる──それが「ミームコイン」です。
かつてはジョークのように扱われていたこの分野が、いまや億り人を生む存在として本気で注目されています。この記事では、「ミームコインとは何か？」という基本から、2025年注目のランキング、探し方やリスクまでをわかりやすく解説していきます。
「ミームコインとは？」について簡単に知りたい人は、ぜひ最後までお読みください。
ミームコインとは
ミームコインの概要
ミームコイン（Meme Coin）とは、「インターネット上のミーム」をもとにして作られた仮想通貨のことです。
ミームというのは、ネタ・ジョーク・風刺といった意味です。
話題になったミームコインには、主に以下のようなものがあります。
- 柴犬のミームコイン「Dogecoin（ドージコイン）」
- カエルのミーム「Pepe」
- アメリカのトランプ大統領「Trump」
これらのコインの特徴として、ユーモアや話題性で、SNSなどで爆発的な広がる（バズる）ことがあげられます。
本来、トークン（仮想通貨）の目的は「特定の技術的課題の解決」することです。ETH（イーサリアム）、XRP（リップル）、ADA（カルダノ）は、どれもブロックチェーンによる技術的な解決を指標に立ち上げられたもので、いわば「真面目な仮想通貨」です。
それと比べて、ミームコインはそのような目的はなく、ネタや話題性だけで買われている、「不真面目コイン」ということもできます。
不真面目なコインか
しかし、そんな「不真面目コイン」であっても通貨は通貨で、それによって莫大な利益を得た人がいることも事実です。
ミームコインに厳密な定義はない
「ミーム」とはそもそも“文化的な模倣・伝播”を意味する言葉です。
インターネットでは「ネタ画像」や「バズる言葉」といった広義の意味で使われています。
ミームコインの定義も広く、「ウケるかどうか」「SNSで話題になるかどうか」が鍵となります。
ミームコインが注目されている理由
なんで今ミームコインが話題になっているの？
それは、「爆上げ事例」があるからです。
ミームコインは、ごく一部ですが、一夜にして数百倍になる可能性があります。
たとえば、以下のようなミームコインは爆発的な上昇を経験しました。
- Dogecoin（DOGE）：2021年、イーロン・マスクのツイートで急騰
- Shiba Inu（SHIB）：1000倍以上の上昇で伝説に
- Pepe（PEPE）：2023年にローンチ後、数日で数十倍に
ほとんどが「価値ゼロ」になる一方で、ごく一部のコインが何百倍にもなる（可能性がある）。
宝くじよりは確率が高いこともあるため、投資対象として最も魅力的に映ります。
こうした「億り人」を夢見る層の期待が、ミームコイン市場を支えているといえます。
アメリカのセレブの間でミームコインブーム
2024年以降、政治的なキャラクターを題材にしたトランプ系コインやメラニア・トークンなど、実在の人物をベースにしたミームコインも人気を集めました。
- TRUMP（TRUMP）
- Melania Coin（MELANIA）
アメリカではセレブや政治家がSNSでコインを話題にすることで、価格が急騰することも珍しくありません。
ミームコインのコミュニティとは
ミームコインはコミュニティ主導型であることが多く、開発チームよりも「ファン」がプロジェクトを盛り上げる傾向にあります。
- SNSで拡散
- ミームを投稿して盛り上げる
- 自作のNFTやグッズが登場
これは、インターネット文化と仮想通貨の融合ともいえる現象で、特にアメリカや東南アジアで活発です。
ビットコインとミームコインの違い
| 項目 | ビットコイン（BTC） | ミームコイン（DOGE など） |
|---|---|---|
| 起源 | 金融危機後の「非中央集権」 | インターネットミーム文化 |
| 目的 | 通貨・価値保存 | ジョーク・バズ・話題性 |
| 技術基盤 | 独自チェーン（PoW） | イーサリアム、Solana など多様 |
| 価格安定性 | 比較的安定 | 変動が激しい |
| コミュニティ | 長期保有志向 | 投機・ネタ・短期売買志向 |
草コインとはどう違う？
草コインとは「時価総額が小さく、知名度が低い仮想通貨」のこと。
ミームコインは草コインの一種に含まれることもありますが、明確にミーム（ネタ）としての要素が強いという違いがあります。
【修正版】2025年：注目のミームコインランキング
2025年4月時点で注目されているミームコインTOP10のランキングです。
| ランク | コイン名 | 特徴・概要 | 時価総額 | 話題性 | 意外性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Dogecoin (DOGE) | 最古参ミームコイン。イーロン・マスクの影響で根強い人気 | ◎ | ◯ | △ |
| 2 | Shiba Inu (SHIB) | 「ドージ殺し」の異名を持つ。DeFi・メタバース連携進行中 | ◎ | ◎ | △ |
| 3 | Pepe (PEPE) | カエルのミームで爆発的人気。2024年に急上昇 | ◯ | ◎ | ◎ |
| 4 | Floki Inu (FLOKI) | イーロンの犬名由来。NFT・ゲーム開発が活発 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 5 | Solaxy (SOLX) | ソラナ系。技術志向の新興勢力で高速・低コスト | △ | ◯ | ◎ |
| 6 | TRUMP (TRUMP) | トランプ元大統領をテーマにした政治系コイン | ◯ | ◎ | ◎ |
| 7 | Mind of Pepe (MIND) | AI搭載ミームコイン。情報提供機能つきで革新的 | △ | ◯ | ◎ |
| 8 | Bonk (BONK) | ソラナ上で人気の犬系コイン。2023年に急浮上 | ◯ | ◎ | ◯ |
| 9 | Harry Hippo (HIPO) | カバ系の遊び心ある銘柄。ゲーム報酬型トークン | △ | ◯ | ◎ |
| 10 | CatSlap (SLAP) | フェアローンチの猫ミーム。コアな支持層あり |
2025年のミームコイントレンド予想
政治×ミームでバズる「トランプ系」が最近のトレンドです。特に有名なのがアメリカのトランプ大統領が発行した「トランプコイン（TRUMP）」。
まさか現役の大統領がミームコインを出すとは予想外で、大きな話題と反響を呼びました。（厳密にはコインリリースは大統領就任直前）
トランプ大統領夫人の「メラニアコイン」も高騰するなど、共和党関連のミームコインが再び盛り上がりを見せています。
SolanaやBase上の新興銘柄に注目されています。。特にSolanaチェーンやCoinbaseが開発するBaseチェーン上では、低手数料・高速処理を活かしたミームコインが続々と登場。
上場予定のプロジェクトも控えています。コミュニティ投票やエアドロップによって話題になる銘柄も増えており、2025年後半の新規上場リストにも注目です。
ミームコインの探し方
ミームコインは多くが値下がりする一方、稀に爆上がりするのが魅力です。
しかし、数が多すぎて、その中から伸びそうなコインを探すのは至難の業です。
ミームコインの探し方はいくつかありますが、ここでは王道的な方法をいくつかし紹介します。
- 時価総額ランキングをチェック（CoinMarketCapなど）
- SNS（X/旧Twitter）でバズっているワードを調べる
- 海外インフルエンサー（CryptoBanter など）の発信を追う
- DEXで取引高・ホルダー数を確認する
特に話題性と初動のスピード感が命なので、情報収集のアンテナ力が求められます。
ミームコインはどこで買える？
国内取引所（Coincheck・SBIなど）
SHIBやDOGEは一部の国内取引所で購入可能。
ただし、対応銘柄が少ないため、選択肢は限られます。
海外取引所（Binance・Bybit・MEXCなど）
より多くのミームコインを扱うのが海外取引所。ただしKYC（本人確認）や日本語対応などに注意。
プレセールとは？
ローンチ前のトークンを先に購入できる機会。
詐欺も多いため、ホワイトペーパーや開発者の実在性を必ず確認しましょう。
ミームコインのリスク
ミームコインの最大のリスクは、ボラティリティ（変動性）の高さです。
実用性がないミームコインは、話題性だけで価格が大きく動くものが多く、急騰・暴落は日常茶飯事です。
「投資」というより「投機」の側面が強いといえます。
ミームコインは一時的に爆上げしても、急落しやすい傾向があります。多くが数ヶ月で消えていくものも多いです。
ミームコインに手を出すなら、必ず知っておくべきこと
ミームコイン投資は、ハイリスク・ハイリターン。価格変動が激しく、一瞬で資産が数倍になることもあれば、ほぼ無価値になることも。参入前に、以下の点を必ず理解しておきましょう。
- 情報の信頼性: SNSやインフルエンサーの情報を鵜呑みにしない。公式情報や専門家の分析を参考に。
- プロジェクトの将来性: コミュニティの熱量や開発状況を確認。一時的な流行に惑わされない。
- リスク管理: 余剰資金で少額から始め、損失を許容できる範囲で。
- 詐欺への警戒: 甘い言葉や高額配当を謳う案件は疑う。信頼できる取引所を利用。
- 税金: 利益には税金がかかる。確定申告の準備を。
参入タイミングが命
ミームコイン投資は、まるでジェットコースターです。高騰の波に乗れば、短期間で大きな利益を得る可能性があります。しかし、その逆も然り。参入タイミングを誤れば、一瞬で資産を失うリスクも。
重要なのは、情報収集と冷静な判断。SNSのトレンドやインフルエンサーの発言に惑わされず、プロジェクトの将来性やコミュニティの熱量を慎重に見極めましょう。
話題になってから買うのでは遅く、情報の初動で乗れるかどうかが成功の分かれ道です。
そして、余剰資金で少額から始めること。高騰時に安易に飛び乗らないことです。
【まとめ】2025年のミームコインは「夢」か「罠」か？
- 爆上げ銘柄に乗れば夢は見られる
- でもほとんどが短命、リスクも高い
- 「遊び」や「ネタ」として参加するのが賢い選択肢
ミームコインはエンタメであり、投資ではなくギャンブルに近いです。
だからこそ、楽しみながらも冷静に向き合い、情報収集とリスク管理を徹底しましょう。